補助金20億円がもたらす!名古屋に最高級ホテルが爆誕!激動のホテル競争!

名古屋の高級ホテル ライフスタイル
これが名古屋の高級ホテル

そもそも今まで名古屋には高級ホテルが無かった!
名古屋で宿泊する時に思い浮かぶ、20年以上も前から営業する名古屋ヒルトンや、もっと古い名古屋東急ホテル、国際観光ホテルなどは、世界の高級ホテルには遠く及ばないばかりか、地元では高級と言われていた20年以上も経つ名古屋マリオットアアソシアホテルにおいても、マリオットグループとしては中間グレードの普通のホテルであり、ホテルのビルが42階もあるので耐震上「柱」の間隔が狭くなり、広さにおいても競争力がなく、一つ上のランクであるリッツカールトンへの格上げを申請しても、マリオット本部から許可されない普通のホテル(マリオット直営ではないダブルネームを冠するフランチャイズで中身はJRアソシア)であった。
ダブルネームであるためホテルサービスはアソシアそのものであり、実際の口コミでは「駅の上にあるだけのホテル」という高級ホテルには程遠い評価であった。

マリオットグループのホテルカテゴリー

名古屋にはホテルは数的にも少なく、どんぐりの背比べでランキングとか、格付けするまででも無いほどで、富裕層が滞在までして過ごす意味もなく、ビジネス関連需要を吸収する宿泊施設であった。


しかし、名古屋にも世界に認知される真の高級ホテルが誕生します。

名古屋の高級ホテル開業ラッシュ

以前から名古屋には高級ホテルが無いことから、国際イベントなどでは「名古屋飛ばし」が起こっていた。
昨年の世界のホテル格付「フォーブス・トラベル・ガイド(2023)」でも、東京、大阪、沖縄から44ホテルが選出される中で名古屋のホテルは選ばれなかった。
業をにやしていた名古屋は、県と市が共同で、高級ホテルの誘致策として、「ホテルの新設」に最大20億円を補助する制度を打ち出しました。

この20億円の補助金!という
圧倒的な資金を活用して誘致に成功したのが、

TIAD
オートグラフ コレクション
(2023開業)
コンラッド名古屋
(2026開業予定)
エスパシオ名古屋キャッスル
(2025開業)
ザ ロイヤルパークホテル
アイコニック名古屋
(2024開業)
(中日ビル建て替え)
これが新しく名古屋を代表する「高級ホテル」
名古屋の高級ホテル(コートヤードバイマリオット名古屋はカテゴリーはセレクトだがプレミアム級の上質感)

上記今後の名古屋を代表する「高級ホテル」となります。

今までの名古屋のホテルとは比べ物にならない高級感は、やはり補助金20億円の威力とテレビ塔が建つ名古屋自慢のセントラルパークを眺めるザ ロイヤルパークホテル アイコニック名古屋や、その斜め前のヒルトン最高級ブランドのコンラッド名古屋に、名古屋城を眺めるお城のような外観のエスパシオ名古屋キャッスル。そしてラグジュアリーカテゴリーのTIAD オートグラフ コレクションが揃います。

hilton
ヒルトンホテルランク 名古屋のど真ん中にヒルトングループ最上級ホテル「CONRAD (コンラッド)」が「誕生


それは、名古屋のど真ん中の栄地区で名古屋を代表する観光イメージの名古屋城と100m道路(セントラルパーク)とテレビ塔を楽しめるロケーションを手に入れた事は、新しさと相まってしばらくは揺るぎない名古屋の最高級ホテルとして君臨していくでしょう。

ホテルの最大の魅力は何といっても
「新しい」事!
新規開業ホテルは、
・シーツも枕もタオルもキレイ!
・家具や壁もポットもバスタブもキレイ!
・見えない空調ダクトや水道管もキレイ!
・テレビやオーディオや最新設備が充実
・スタッフの気持ちも新鮮!

10年も20年も経った古いホテルは掃除が行き届かないゴキブリや場所から発生するネズミにダニの問題を抱えながら営業を続けている。


人間は隠せない物が3つあり、それは「貧困」
古いホテルはいくらリニューアルを施しても「臭いデザイン劣化」は隠せません。
ホテルは定期的に絨毯、クロス、リネン、カーテンなどのリニューアルのために利益が飛んでしまうビジネスモデルで、収支が整うのに30年という長い期間を要する最大のネックは「満室」「満席」という物理的に売り上げに上限が決まってしまうため、売る物をダイヤモンドに変えれば利益が上がる百貨店のようにはいかないのです。
なぜリニューアルを続けなければならないのか?それは消費者がお金を支払うのなら「新しいほうが良い」と思う消費者心理に逆らえないからです。
しかしいくらリニューアルをしても新規ホテルにはかないません。
ゴキブリネズミダニは長期滞在を続け、働くスタッフのおもてなしの心が擦れていくのも要因です。(良いスタッフほど辞めていく)

新しいのは建物・内装・リネンだけではない
例えば最新の設備とITなどで、予約から当日の部屋に入るまでの手順がスマホ1つで完結するのが主流になっても、既存ホテルでは資金面と従来の顧客サービスが障害となり切り替えができない。
ポイントのサービスにおいても各社様々なポイント制度を取り入れた経緯や、ばら蒔いた割引券などの判断と適用でチェックインが渋滞します。
また一般客をないがしろにするかのようにエアークルー(航空会社)との契約のためチェックイン時も特別扱いをするので混雑が加速します。

ホテルは開業から5年までが命
開業5周年イベントがあったら、それはそのホテルの寿命と考えましょう。5年も経つと絨毯の張替え、クロス、カーテンなどのリニューアルが始まります。
フルサービスホテル(朝食〜夕食、喫茶まであるホテル)では、食器類や厨房機器まで買い替えを迫られます。
そのコストは料金に転嫁され、従業員の給料は据え置きでそれは人的サービスに現れます。
優秀なホテル総支配人は10年などの周年イベントを迎えたときに「古さがホテルの致命傷なのに周年を自慢してどうする?」というジレンマに襲われます。
5年で上顧客を掴めなければオンラインエージェントの餌食となり、利益は低空飛行のホテルに成り下がります。

ホテルマンの
大移動も始まっている
ホテルマンは従来、新しいホテルが出来るたびに経歴を活かしグレードの高いホテルへとステップアップしていく離職率の高い業種(転職を容易にする背景にホテル業界雑誌がメルマガで求人情報を流している)でしたが、コロナ禍はホテル業界全体が沈没してしまいましたので求人は少なく、コロナで受けた致命的な大打撃は従業員のリストラ、給与改定、残業規制などにより冷遇されてきました。
しかしここに来て、新ホテルの開業ラッシュで新ホテルとしては優秀な人材の買い手市場。
売り手としてもコロナ禍で冷遇された場所からの脱出と捉えて人材が大きく動いています。
どこの会社でも言われる事ですが、「優秀な人材から転職」していきますので、良いホテルに良い人材が集まるのは必然です。新しくできるホテルは高級ホテルばかりなのですから。

人材面から見ても新しいホテルが最上になるのは目に見るようにわかる事でしょう。
新しくできる開業したてのホテルスタッフの些細なミスは温かい心で受け流し、育てる気持ちで新しいホテルの誕生を待ちましょう。
なにより今までなかった極上の空間が誕生するのですから。

まとめ

ビジネスの商圏として名古屋は東京の10分の1。小さなビジネス商圏に飛び込んでくる大きなホテルはありませんでしたが、27年リニア開業という絵に描いた餅に20億円の補助金源が相まって、高級ホテルが続々と誕生します。
既存のホテルはコロナの壊滅的ダメージを追って、従業員の賃金アップ・高齢化、燃料費(空調・調理)高騰、の後に高級ホテル進出となり、「泣きっ面に蜂」どころではなく「一縷千鈞 いちるせんきん」の非常に危険な経営を迫られていますので、利益を追う姿勢は、お客様を金づる扱いになり、客室のアップグレードや、追加料理を押し付けたり、追加有料サービスを迫ったり、食材はどこ産なのかわからないコストダウンを図など余裕のあるホスピタリティーは無いでしょう。
これからの名古屋のホテル選びは、コロナ禍の壊滅的ダメージ、従業員の賃金アップ・高齢化、燃料費(空調・調理)高騰を受けた従来のホテルとは一線を引いて考える必要があります。
そして、従業員も優秀なスタッフから新規ホテルへ引き抜かれたり転職していきますので、既存のホテルは引き継ぎが充分ではなく、常連顧客の「いつもと同じで」が通じないミスが起こるなど、新規ホテルのミスとは違うことが起こります。
ホテルはとにかく新しいことに越したことはありません。
新しいホテルができると1年間は地元客の宿泊利用が50%を優に超えます
自分へのご褒美でしょうか、レストランも女性客の利用で連日満席になるので、予約開始日のチェックとランチは思い立ったら直ぐ予約する事をおすすめします。

これから名古屋に誕生する高級ホテルに思いを馳せて、
人生の1ページに取り込んでいきましょう。

conccat.Blog

タイトルとURLをコピーしました