フェラーリといえば、車好きにはご存じの通り、F-1のために車を売っているなどと言われる、高級スポーツカーのみを製造しているスーパーカーブランドメーカーです。F1世界選手権やFIA 世界耐久選手権等のコンストラクターであり、F-1においては1950年の開幕より「唯一参戦を続けている」メーカーであります。
F-1が好きな方にとってフェラーリ社は、「開幕より唯一参戦を続けている」 という面でも一目を置いており、フェラーリが参戦を続けてくれているからF-1があるといわしめるほどです。
そんな、王者フェラーリチームもパドッククラブ(FERRARI Formula 1 Club)を提供しており、招待券をいただきましたので、その時のフェラーリ フォーミュラー1クラブ(パドッククラブ)の様子をお届けいたします。
そもそもPaddock clubとは
(本題の FERRARI Formula 1 Club は後半で解説)
鈴鹿サーキットの観戦席チケットは、スタート位置の正面にそびえ立つように座席が設けられているメインスタンドから、コースに沿って配置されて、スタート位置に近い所から順番にチケット価格が設定されていますが。しかしPaddock clubはそこでは無くて、メインスタンドの目の前のコースを挟んだ向こう側。ピットレーンの真上に存在する観戦エリアです。
通常の料金(鈴鹿サーキット)
通常のパドッククラブは「F1®を愛する方々のための特別な観戦エリア」と豪語するだけ合って、その観戦チケットのサービスは極上そのもの。
■2Daysチケット約50万円/人■3Days共通チケット約60万円/人
<内容> <1>パドッククラブへの専用アクセスレーンとVIP駐車場 <2>軽食&ドリンクサービス <3>シャンパンバー <4>世界のグルメと高級ワイン(昼食) <5>ピットレーンツアー(ピットウォーク) <6>サポートレースパドックへのVIPアクセス <7>公式プログラムとイヤープラグ(耳栓) <5>エンターテイメント |
念願のフェラーリチームのパドックパス
Veuve Clicquot 様より届いたパドッククラブのパスです。早起きして鈴鹿サーキットへ行きましょう。早起きして行かなければならない理由はこの後で説明いたします。
パドッククラブ開門まで時間つぶし
受け付け開始まではサーキットのエントランス広場で展示や各企業のブースなどを見て時間調整。
通路
時間になったら鈴鹿サーキットパドッククラブへは、メインストレートの下をくぐって反対側へ行く地下道を通ります。(開門と同時に入らないと上段のプログラム内容にある、 <2>軽食&ドリンクサービス を逃してしまうからです。)
エントランス
トンネルを出るとそこはパドッククラブのメインエントランス。OPEN時間が来るとチケットの確認が行われ、ゲートを通って2Fと案内されます。
パドッククラブ内パブリックエリア
メインゲートから2Fに上がると、そこはパドッククラブのチケットを持った方たちの共有スペースで、ここでも、さまざまな飲み物や軽食、無料で記念撮影してもらえるコーナーやピット作業体験など、趣味嗜好をこらした演出が用意されています。
パドッククラブへ向かう通路や空間では、ビール会社の試飲コーナーや、世界のスイーツが楽しめるコーナーに、ドライビングシミュレーターが用意されどこへ行ってもお祭り気分で過ごせます。
自動記念撮影コーナーなど毎年スポンサーによるアトラクションが用意されています。
ここからが特別なパドッククラブのご案内
FERRARI Formula 1 Club (フェラーリ フォーミュラー ワン クラブ)です。
料金は一般の
■2Daysチケット約50万円/人
■3Days共通チケット約60万円/人 ではなくて、
チケット代は無料!です。
要するに招待されなければ行くことのできないエリアです。
FERRARIブースの受付へ
パブリックエリアを通過して突き当たりまで歩いていくと、そこはちょうどピットの真上にあたる場所で、ピットロードと同じ長さの通路に各チームのブースが作られています。
招待されたPASSに記載のチームの受付へ行くと、予約者の確認後にClub内に入場できます。
ブース内は指定席
中に入ると、指定席となっており、テーブルに置かれた自分のネームカードの席を探して席に着くと、
プログラムの<2>軽食&ドリンクサービス が始まっていますので、ウェイターが注文を聞きに来てくれます。
すべて無料なのでこの後のランチに差支えがないように注文します。フリードリンク&軽食なので何度でも注文できます。
ランチタイム
プログラム <4>世界のグルメと高級ワイン(昼食) が始まります。
(席に座っているとすぐに料理を始めてもよいか聞いてきます=たくさんの人の給仕をしなければならななので1人でも早くスタートさせたいのだと思われる!)
まずは、ボリューミーなオードブルがテーブルに運ばれてきます。サラダやスープ、メイン料理はブッフェ方式で食べ放題となります。 ドリンクも充実したメニューが用意されています。
テラスからの眺め
ブースの隣はオープンエアーのテラス席で座ってレースをじっくり観戦したいのですが、真下はピットなので、ラチェット音が響き渡るとついついのぞき込んでピット作業を見たくなります。
お待ちかねの
PIT LANE WARK
プログラム<5>
ピットレーンウォーク
料理を食べ終わると、「まもなくピットレーンウォークの開始です」と案内が入ります。聞き逃さないようにしないといけないのと、自ら進んで通路に向かわなければ取り残されてしまいます。
スタッフの誘導でピットレーンに降りたら自由行動で、ピット作業を間近で見られます。
チームのパドックパスを首から下げているので、それぞれのチームの招待客がくればピットの中まで入れてくれます。
エンジン音が半端ない爆音のピット作業を間近に見るために、入場時や通路に「耳栓」が持ち帰り自由で置いてあります。
(お土産に持って帰る人もたくさんいます)
ピットレーンウォーク中はピットクルーもフレンドリーで、ステアリングとか手に取って見せてくれます。(ステアリングを受け取って握ることもできます)
エンターテイメント
ブース内ではグッズの抽選会やフェラーリドライバーのトークショーイベントが催されます。
1日中楽しめるプログラムがタイトスケジュールで組まれていますので、F-1ファンならずとも、また来たくなる特別な空間です。
それ以外も見どころ満載
ブース内やテラス、ピットレーンウォーク以外にも、ピットクルーの休憩場所も見ることができます。
スタッフの仕事場ってこんな感じなんだと思わせる風景で、クルーの食べているものとか飲み物が気になります。
お土産
最後は自由解散となり「お土産」が全員に用意されていますのでテンションが最高潮に達します。
まとめ
パドックパス入手方法
いかがでしたでしょうか?フェラーリ フォーミュラー ワン クラブ(Paddock Club)は。
今回の招待は「高級シャンパンのVeuve Clicquot」様よりいただきました。パドッククラブに行きたい、行きたい、行きたいと常に発信することで得られたと思います。
一般のパドッククラでもは60万円払っても行きたい場所ですが、チームのパドッククラブはひと味違ってお土産とかブース内でのイベントが異なりますし、なんといっても無料なのが興奮するところです。
マクラーレンホンダのパドッククラブの時とは違って、フェラーリのパドックのブース内に入ったとき、ここに居る人はどうやってたどり着いたのだろうと同じテーブルの人に聞いたら、「スポンサー企業の役員と社員さん」で、話によると「はがきぐらいの広告で2億円払って、パドッククラブは招待券が出るかと思っていたら購入する権利があるだけで、さらに数百万円に支払ってここに居る」と言ってました。(5名で来られていたので、3日間ありますから、60万円×5名×3日間=900万円前後払っている。凄い世界だなと思いました。)
再度申し上げますが、本当に楽しいところなので、モエ・エ・シャンドンの日本支社長さま、エミレーツ航空日本支社長さまやそこで出会った方にお願いしても、貰えたことはありません。
今は、コロナ禍でF-1の開催自体がないので気楽に過ごしていますが、再開するときの為にリサーチを始めております。次回をお楽しみに。