宝くじが当たらない本当の理由、夢を食い物にする利権の構造。
「宝くじって本当に当たるの?」
そう感じたことはありませんか?

毎年、多くの人が夢を買い、期待を込めて宝くじを手にします。
けれど、当たらない。その背後には単なる「運の悪さ」では済まされない、闇の構造が隠されているかもしれません。
【1】そもそも当選確率が異常に低い
ジャンボ宝くじ1等の当選確率は、1/10,000,000(1000万分の1)。
これは、雷に打たれる確率よりも低いと言われています。
夢を買っているつもりが、「ほぼ絶望」を買っているとも言えるのです。
年間5回のジャンボ宝くじを10枚づつ積もり貯金をすれば年間15,000円残る。
一生当たらない人ばかりなので10年つまり貯金をすれば15万円。
【2】還元率の低さはギャンブル以下
宝くじの還元率(プレイヤーに戻るお金の割合)は約45%。
つまり売上の55%以上は主催側が持っていくということ。
ちなみに、
• パチンコ:約85%
• 競馬:約70~75%
宝くじがいかに「搾取型の遊び」かが見えてきます。
【3】暴かれ始めた“利権の構図”
ここ数年で明るみに出てきたのが、宝くじに絡む癒着と中抜きの構造です。
■ 取り巻き企業が甘い汁を吸う
宝くじ発行に関わる業務(広告、印刷、販売促進など)は、特定の大手企業に随意契約で発注されています。
■ 政治家や官僚との癒着
宝くじの収益は「公共事業に使われる」とされますが、その発注先や使い道には族議員や官僚OBが関与している例があるとも言われています。
■ 中抜き・多重下請け
上から下へと「中抜き→下請け→孫請け→ひ孫請け」と続く構造で、最終的に現場に届くお金は微々たるもの。
【4】情報公開の不透明さ
• 当選番号の選定方法
• 売上や経費の詳細
• 実際に何人にどれだけ当たったか
こういった情報の多くは、十分に公開されていません。これでは「信じて買え」と言われても納得できません。
【5】結論:「夢」を利用した搾取装置?
宝くじは一見「庶民の希望」ですが、実態は夢を餌にした利権ビジネスの側面が強いのです。
「当たらない」のではなく、「当てさせない仕組み」なのでは?
そう疑ってしまうほど、構造は巧妙にできています。
■ おわりに|それでも買う?やめる?
もちろん、買う・買わないは自由です。
でもこの構造を知った上で、「それでも買いたい」と思うかどうか。
夢の裏に隠された現実を、少しでも多くの人に知ってもらえたらと思います。
conccat